日田焼きそば食後、
行く。
どうやら、数キロ程度の距離。
ナビに従い運転してみると、どんどんどんどん港へ進む。
「とり天」発祥のお店に。
ふっ、旅の最後に最大の目的であるとり天となったのは単純に偶然だが、
期待値ぐーん。
『東洋軒』さんに 入店。
中華屋さんのただずまい。
メニューを見る。あれ、単品ではあるけれど、なんかセットでないかなーと思っていたら
店員さんがこっちに定食がありますと言ってくれる。
お、これか。
とり天にサラダ・ごはん・スープ・漬物付き1,300円。ムシマルは胃袋に相談する。
「よぉ、全部いっちゃっていいかな?+で…『角煮ラーメン(1,100円)』に!!」「いや、『別府冷麺(950円)』にする。『全部』……『別府冷麺』だ」待つ。
来た、先に冷麺だ。
具も、メガネも、麺もスープも冷え冷えに冷やされている。
間違えた、メガネは冷やされていませんでした。
驚きは、お肉もカッチカチ、カッチカチ、カッチカチやぞ。
冷凍、って言ってもいいくらいのお肉。
そしてお味は、
なんだか酸味があるというか、ツンとしている。
あんまり冷麺経験も少ないんですが、でも違う。
するん、としている。
そして、そしてそして、そして。
来た、とり天定食。
すでにバイキングで経験済みではありますが、
焼きたて出来たてを供されるのは初めて。
く、食うぞ!
むうにぃー。
はっはー、さすがだ。
さすが元祖、さすが発祥の地。
それ単体では風味は良いけれど物足りないくらいの味付け。
しかし、酢とマスタードと、それらを合わせることで
ご飯のあて感が半端なく上がる。
い、いける。
今からでも行ける。
どこにいくのかもわからないまま、どこにでも行ける気分だけを持って
ぱくつく。
冷麺スープ。物足りないと思いながらもごくごきゅ飲む。
「くそっ、チクショウ。うめーぜッ!もう食えねえ」
ごちそうさまでした。
そして、さらば大分。