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    お酒短歌

    えーと、しばらくお酒を控えようかなーと。
    少しだけ。 

    全然呑まないわけではなくて呑む量を抑える感じ。


    なのでお酒短歌。

    精神は何の神様、缶ビール何本いったかとうに忘れて


    雲ひとつなければ晴れだ駅前で朝っぱらからビール飲みたし

    鈴木麦太朗「麦畑」より

    いやー、、2番目のさわやかさに集まる、どんよりグダグダ感。
    晴れた日は外に出ろよ、っていうツッコミもあるだろう。
    晴れた日だから駅前に行くこの気持ち、わかる、わかるぞー。


    というわけで、かつて呑んだくれだったムシマル、
    惜しむようにお酒短歌。


    ほこらしげにカーテンレールの上にずらり
    ビールの空き缶ならべたりして

    (宇都宮敦)

    一般的な解釈とは違い、酒のみにとっては空けた缶は撃墜マークのような勲章なのだ。
    外からも見えるようにしたりして。わかる、わかるぞー。


    「酒」
     ひとすくいワイングラスに海をいれ夕陽のあたるテーブルへ置く
     焼酎を墓標にかけているときのおじいさん いっそううつくしい
     酒屋からファミリーマートへ変わっても日暮れの窓は果実酒の色
     雨になるゆめをみていた シャンパンを冷蔵庫深くにねむらせて
     酒瓶にプリントミスがある夜の天球を走りまわる麒麟


    (笹井宏之)

    さて、ファンタジーな歌風の笹井宏之さん。
    1番目は、ファンタジーというよりもメルヒェン。魔法にかけられそう。
    2つ目はハードボイルドといってもいい様子。死者と語る顔ってなにより真剣。
    3つ目、ちょっとアイロニー。酒屋さんって窓際にお酒を置いているイメージあるある。コンビニは雑誌だけれど。
    4つ目。こう、深読みしちゃうと祝い事が延期か中止になってしまったのかみたいなミステリーの要素あり。僕たちは、冷蔵庫にお酒を眠らせているんだ。
    最後、思わず麒麟のラベルを見たくなる。



    ドキドキがお酒のせいじゃないことを確かめるため飲むウーロン茶

    (佐々木あらら)

    なんて感傷的な歌。
    気持ちの正体を探んなくてもいいのに、探ってしまう。

     

    愛なんてコトバ新聞一面に載せないでほしい二日酔いの朝
    (佐藤真由美 「脚を切る」)
    お酒に功罪があるとすれば、明らかに二日酔いは罰。
    そして二日酔い時にこってりした重いものはNG。愛とか。
    非常にいい感じにやるせない短歌。ちょうどいい気怠さといいますか。


      あをによし奈良漬だけで酔う君を寝かせたあとにだけ見るサイト

    (佐々木あらら)
    こういう平和の形もある、みたいな。
    もちろん見るサイトの種類は男ならみんなわかるたぐいのやつだ。

     

    酒なしに生きていけない人生もいいんじゃねえのと笑うカナリア(@tocotomoko

    通常危険探知存在として知られるカナリアから、逆に慰められるっていうこの
    逆転現象が面白さ。
    人生説かれちゃったよ、みたいな。


    口説いたらいけない人と飲むときに俺のクララが立つから困る

    (佐々木あらら)
    佐々木あららさん短歌、たくさん。
    クララってあれの隠語みたいなもの。
    お酒で理性が弱まっちゃったんだね。




    以上、終了。


    author:ムシマル, category:短歌, 07:31
    comments(2), trackbacks(0), pookmark
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        Comment
        いまひとつ、写実感が足りないような。
        ぽん, 2014/02/15 10:55 PM
         おお、ぽんさん短歌感想コメントありがとうございます。
         お目が高い、といいますかたしかにご指摘はおっしゃる通り。
         ムシマルがそういうの(写実感よりファンタジー)が好きだったりするためで、確かにそういうリアル感はないかもですね。
        ムシマル, 2014/02/17 11:42 PM









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