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    短歌シリーズ 嘘
     

    まだとどくところにおちていた嘘が、どうしよう自転車に轢かれた(笹井宏之)
     
    ねておきて「ねてていいよ」と声がしてねたふりをする 鉄橋をいく(宇都宮敦)

    泥棒のはじまりは嘘 さよならはいい思い出のはじまりであれ(仁尾智)


    もう一度来たらここには最初からカフェなどないと言われそうで好き(仁尾智)



    連作「やらないでおく」(仁尾智)
    野球、嘘、捨てゼリフ、駄々、体位、UNO 全部ひとりの部屋で覚えた

    「君だってやればできる」という嘘を信じたいからやらないでおく

    嘘っぽい青さがいやだ 雲ひとつないにもほどがあるきょうの空

    「保育園前」という名のバス停の後ろにはもうない保育園

    来るはずの君に偶然会うためにもたもたしていた自転車置場

    拒まれたらやめるつもりで恐る恐るだったゆうべが嘘みたいな晴れ

    嘘は「つく」武器で相手に刺さります 胸を狙えば死に至ります



    今ならば嘘発見器もだませそう とてもうつろに「いいえ」と言える(仁尾智)


      二万回ついた嘘だが君といるこの瞬間を忘れはしない(佐々木あらら)

    嘘じゃなく冗談だよと笑われる そうですよねと私も笑う(平賀谷友里)


    「平気」って笑ってみせると決めていた いまは嘘でも あすも嘘でも(平賀谷友里)


    いい嘘が浮かんだ今年は君がいない 四月なんかよりバカだった僕(仁尾智)


    目をはらし泣いてないよと君は笑う 嘘と花ってなんか似ている (宇都宮敦)


    「世界一好きなお前に嘘なんてつけない」特に前半が嘘(佐々木あらら)





    以上、エイプリルフール40日以上前。
    author:ムシマル, category:短歌, 06:54
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