RSS | ATOM | SEARCH
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

author:スポンサードリンク, category:-,
-, -, pookmark
0
    『すべてがFになる』ドラマと原作
    『すべてがFになる』
    はじまる前のCMや告知では
    「ヒロインはいま流行りのリケ女」がなんとかかんとかって言われてた気がしますが。
    『リケ女(理系女子)』ってある女性(「ありまぁす!」)のためにすごくダメなイメージついたついちゃったやつじゃん!
    大丈夫か。


    ドラマでは西之園嬢が非常に浅はかに映っている。
    犀川氏も非常にのっぺりとした物語の要請だけで動いているように感じる。

    ドラマの不出来を語れば、
    原作とともに大学時代をすごしたようなムシマルはたくさんのことを言ってしまいそう。

    キャストは。
    西之園嬢は原作では絶世の美女として描かれています。
    たしかどっかに西之園嬢を指して『悪魔がいるのならこんな風に魅惑的なうんぬんかんぬん』と表現したような記述があったと思う。

    さて武井咲はどうでしょうね。
    (もちろん芸能人で一般よりは造形に秀でているということに考慮したうえで、)どっちかというと親しみやすいというかリアルにいそうな人っていう気がします。
    じゃあ誰がいいって言われるとわからんのですが。新垣ゆいとか?

    犀川先生の容姿はいいんじゃないでしょうか。別段どうでもという感じ。
    ただ内面がチープなような。
    コンクリと学問大好き先生じゃない。
    意味なしジョークを言わない先生なんか先生じゃない。

    S&M(犀川&萌絵)シリーズを読んで感じていたのは、
    犀川先生の学問に対する真摯さ、姿勢。
    「学問さえできればいい」「偉くなると雑事に追われて学問から遠ざかってしまう」
    「殺人事件の解決は警察やいろんな人が捜査して考えているけれども、学問には世界で自分ひとりしか取り組んでいないより魅力的な問題がある」

    それが世間一般の価値観と乖離していると感じながら、当時大学生に成り立ちだったムシマルには非常に魅力的に映っていました。

    そう。
    ムシマルが小説『すべてがFになる』を読んだのは大学一回生のとき。
    刊行自体は1996年だから・・・・・・18年前、中学生のころに刊行していたのか。

    でもそう、大学の購買で見つけたんですよ。
    たぶん購買も大学や大学生が舞台であるから目立つところに置いてあったんでしょうかね、今思うと。

    一回生夏合宿のときに『すべてがFになる』か別のS&Mシリーズを持っていったような。

    っていうか18年かー。
    オリンピック4回転半分ですよ。

    だいぶ経ったなー。


    あと国枝桃子女史は、女性的すぎる。
    トリックが使えないのではないかといまから心配。

    あとドラマで不満なのが、
    なんで最初に『冷たい密室と博士たち』からするかな!

    デビュー前。
    作者が何作か書きためていて、
    作者が「次作は孤島の密室ものになりそう」みたいなことを言い、
    編集がまだ読んでいないしできてもいないのに「それをデビュー作にしましょう!」みたいなエピソードがあったんです。

    つまりはあの順番は、
    少しでもキャッチーにしようと考えてできた順番です。

    なのに。
    トリックとしては派手さがない(以下1行反転ネタばれ)
    服を着替える別人トリックか叫ぶのを我慢する時間差トリックか
    やつで視聴者を掴もうというのかー。

    ちょっとがっかり。


    記事の続きで小説の思い出。
    続きを読む >>
    author:ムシマル, category:本などの感想, 16:25
    comments(0), trackbacks(0), pookmark
    0
      やなせたかし『人生なんて夢だけど』フレーベル館
      うれしいコメントをいただいたので、
      数年ぶりに本感想。

      やなせたかしさん2005年の著作
      『人生なんて夢だけど』をちょうっっと紹介。。


      全国の保育園幼稚園関係にアンパンマン関係のものが一つもない、
      なんてところはほとんどないのではないか。

      たいていの子供は、はしかのようにアンパンマン熱にかかる。

      その作者やなせたかしさんの半生(というか9/10生)の自伝。
      これがけっこう自慢やお涙頂戴ばかりにならずに軽妙。
      でもちょっと切ない、というかさびしくなる。




      やなせたかしさんの文章は、
      高知新聞にあるオイドレエッセイをたまに見るくらいのムシマルであった。
      それもぱぱっとウサギの本人イラストを見た、くらいの記憶しか残っていない。

      そんなムシマルが、
      図書館で本を見かけたので借りて読んでみる。




      ムシマル的には、いやさ高知県的には
      やなせたかしって超偉人。

      人気出たのが遅咲きっていうのも聞いていましたが、
      アンパンマンのテーマにある『愛』とか『優しさ』的なものを見るに、

      どこか超越者然としたものを想像していました。
      あるいはコツコツと積み上げた一意専心の努力家像を。


      それがいい意味で裏切られる。

      裏切りは女のアクセサリーって言っていた、ルパン3世が。
      実写じゃない人が。



      超・大ヒット作を生みながらも
      ほかの同期や後輩ほど早咲きでないことをコンプレックスに感じていたり、
      弟などと較べて容姿が・・・とコンプレックスを感じていたり、
      あるいは絵自体の才能について(やなせ氏が天才と感じる)人と較べてコンプレックスを感じていたり。

      コンプレックスたくさん。

      さらに含羞の人。後述するかも。

      とりあえず記事の続きに。


      続きを読む >>
      author:ムシマル, category:本などの感想, 11:26
      comments(2), trackbacks(0), pookmark
      0
        空から日本を見てみよう+ 2014 7/1(火)放送 南国市〜室戸岬まとめ、感想
        ムシマル的大人気番組『空から日本を見てみよう+』の南国市〜室戸と東部編。
        高知市編はがちゃさん(by自分的備忘録)からコメントいただいて、うれしく思っております。
        コメントをいただいてうれしく思っております。

        今思いつきました、

        『ムシマルブログにコメントをくださる』とかけまして
        『間伐して木々に適度な栄養や日光がいきあたる』とときます。
        そのこころは『きをよくします(気を良くします・木を良くします)』

        なあんちゃって。


        ではではさらっとさらっていきませう。
        紹介されたところは以下のとおり。
        ・クボタ犬猫病院のでかい猫と尾長鶏センター
        ・アンパンマンミュージアム
        ・ニラのビニールハウス(ニラ収穫量日本一)
        ・赤岡町の町並み+中日そば
        ・夜須の可動橋
        ・ナスの収穫+ナスのたたき
        ・安芸市の『野良時計』
        ・奈半利町の木材置き場
        ・馬路村のやなせ森林鉄道
        ・室戸市吉良川のまちなみ
        ・室戸岬 灯台と岬周辺の地層
        ・室戸市の壁に囲われた住居


        そこから個別に。

        ・クボタ犬猫病院のでかい猫と長尾鶏センター
        南国市はどこが紹介されるんだろうと思っていましたたら、まさかのココ!
        えんたい壕かなー?セスナ目印のウナギ店「かいだ屋」かなーという予想を斜めから袈裟切りで裏切る形。
        まーでも裏切りは女のアクセサリーだよなと思い直す。ルパン3世が言っていたので間違いない、多分(実写映画は観に行かない予定です)。
         
        ネコ。南国バイパスを通るものなら誰でもご存知でしょうが、あれが全国放送された。
        でかいネコ人形が屋根に乗っているのもさることながら、
        いちばんの問題作はネコがオスってことが疑いようなくまるわかりってことのような気がします。

        現象的にわかりやすいタームを言えば男性器まるだし。

        子供のころは(あれはいいのか、いいのかあれは)って思っておりましたが、
        いつの間にか気にしなくなりました(まあ所詮ネコのオ○ンチンだし)。
        よいよい。

        さて長尾鶏
        長尾鶏と書いてオナガドリと読む。
        尻尾の長い鶏。5mくらい。
        それはなんとなく知っておったんですが、
        ええーってビックリ情報としてはその住みか。「止箱」
        なんかクローゼットみたいなところに一羽一羽おる!羽を痛めないようにしておる!
        全部で17羽おる!


        高知の地鶏とキジとかのハイブリットらしい。
        観賞用らしい。育てて売ってるブリーダーってこと?


        ・市役所にはヤシの木があるぞ。←普通だと思っていました・・・・・・。
        ・「ごめん」を紹介。名前が面白いっておいじりになられる。
         野中兼山のことまであわせて説明。
        ・土讃線


        南国市はこれで終わりだぜ!
        続いてゴキゲンな香美市紹介。

        ・日本酒の入った大人のデザート「おやじアイス」がある。
         →マジでかー。知らなかったなーと検索したら松翁さんのお酒入りアイス。
        ・香美市の88%が森林。
        ・香北町でカリカリもも栽培。

        そして、そして雲じいなら多分行くのではないかと思っていた
        ・アンパンマンミュージアム
         ズームイン。

        さて、ここを紹介するのに相応しいのは、
        ムシマルが百万の弁舌を並べるよりも雄弁な、
        雲じいさんのリアクションをピックアップ。

        「(庭の石像を見て)青空にアンパンチ、決まっています」
        「(入り口のアンパンマン像を見て)優しい笑顔がお人柄をあらわしていらっしゃいますねえ」
        「飛び石にもなられて!丸い顔をいかされて」
        「マンホール。みなさまお集まりになられて」

        「アンパンマンさんミュージアム?」

        「(マットに描かれたアンパンマンを見て)
         おお、足拭きマットになられて、客を出迎えられるとは!
         少し、お汚れになっていますが、さすがでございます」
        「またしても足拭きマット!床の色に馴染んで、主張しすぎない感じが素敵」

        「床の下から、アンパンマンさん。私どもに向かってきてくださる感じ ナイスです」

        「おお、これはアンパンマンさんがいらっしゃる世界ぃ!」

        「くるくる回りながらのお勤めご苦労様です!」
        「お顔の取替え、ご苦労さまです」
        「アンパンマンさんの、メジャーデビュー前のお姿じゃ」

        「さすがでございますぅぅぅー!」

        アンパンマンが何体展示されているのか、学芸員にも把握できていないのだとか。

        「本日を持って私、あなたを師匠と呼ばせていただきます
         よろしくお願いしますアンパンマン師匠」


        ※雲じいは人気キャラクター(アンパンマンやドラえもんピカチュウなど)には敬意を払い丁重にされるキャラ設定。
        でも最近のゆるきゃらには当たりがきつい(体育会系というか、年功序列に厳しい?)。

        いやーよかった。こう。関係性が。

        ・ニラのビニールハウス(ニラ収穫量日本一)
         高知市編の生姜に続いて農産物紹介第2弾。
         ・ニラの生産数が日本一多いのは1年で6〜8回収穫できるから。
         (関東では2年で5〜6回)
          ・・・・・・回数の差なんですね。

        香南市
        ・毎年11月 完走後にみかん食べ放題のマラソン大会がある・・・ってなんですそれ?
        ・長いうんていがあるよ!


        ・赤岡町の集落は上から見るとカバに見える!

         ・「走るカバ集落」。
         空からだとカバに見えるって、そんな馬鹿なことありますかいな・・・
         ・・・ほんまや!躍動感のあるカバがみえる!

         水害を避けて狭いところに集落ができたそうな。
         「塩」で栄えたという歴史。裁判所や検察庁もあったとか赤岡に。

         「とさを商店」の中日そばが!じゅるるされる!


        ・夜須の可動橋
         出ると思ってた、信じていたよ。
         確か「ナニコレ珍百景」でも紹介された高知有数のめずらし景色スポット。
         高知県民にはあまり説明は必要ないかも。

         ゆっくりとせり上がる橋。視界を塞ぐ道路!

         雲じい「ここは高知のサンダーバード基地か!?」

         いいコメントをいただきました。
         可動橋により450m歩いていた距離が50mに短縮。まーまー便利になった。


        芸西村:カッパ伝説がある。「和食」という地名をイジられる。
        安芸市:『商い甲子園』がある。


        ・ナスの収穫+ナスのたたき

         「なすなすなーす!」by雲美。
         冬春ナスが日本一。
         (夏秋が本場の)関東の収穫が少なくなる冬春にたくさん出荷。
         お料理紹介「ナスのたたき」。
         県外の人に言っておくけれど超うめえよ。ムシマルは大好きだよ。

        ・安芸市の『野良時計』
         「ちょっと和風な札幌の時計台は何?」という空からビューでクローズしたのは
         →野良時計。
         見よう見まねで一人で作ったという。
        さすが『機巧図い』の半蔵さんを生んだ高知。
         
         消耗品の消耗が軽々にできなくて(バランスが微妙すぎて)、普段は動いていないっていうのが観光客的にネックか。
         
        安田町:鮎アイス・闘鶏

        ・奈半利町の木材置き場
         空から見るとウナギのかば焼きに見えるよ。
         木材から、林業→馬路村のやなせ杉
         大阪城回収にも作られたんだって。


        ・馬路村のやなせ森林鉄道

         古い森林鉄道は総延長250km。わお!
         廃線マニア垂涎。
         1963年に廃線。

         今は300mくらいの観光用が残るのみ。でも駅弁あるよ。


        ・室戸市吉良川のまちなみ

         「水切り瓦」という壁にある瓦。シャレオツ。


        ・室戸岬 灯台と岬周辺の地層
         日本に5箇所しかない1等レンズを備えている灯台。
         タービダイトという地層。



        ・室戸市の壁に囲われた住居

         「家が箱に入っているんです!」
          →台風対策。コンクリの壁多し。暴風予防に平屋にしている。
         「台風銀座」、なんて呼ばれてたもんね。
         


        ムシマルの感想。
         雲じいのアンパンマン師匠に対する敬い具合がパねえッス。
         あと赤岡がカバだったとはね。でも動物の中でカバ最強説もあるし、いいことだよ!


        高知県 ブログランキングへ
        高知編は龍馬、東編はやなせさんの印象が強かった、強かったよねと感じたよ。
        南国土佐こと高知県のいいところ、空からでも見つけてほしい。
        後クリックもしてほしい。
        author:ムシマル, category:本などの感想, 12:38
        comments(6), trackbacks(0), pookmark
        0
          空から日本を見てみよう+ 2014 6/24放送 高知市 まとめ、感想
           
          さて、BSジャパンの「空から日本を見てみよう+」
          高知県高知市編をやっていたので感想を。



          紹介されたところ。
          ・桂浜と坂本龍馬像
          ・牧野植物園
          ・ビニールハウスで生姜栽培(日本一)
          ・高知市中央卸売市場(弘化台)
          ・土佐電気鉄道
          ・高知よさこい情報交流館
          ・鳴子づくり(やまもも工房)
          ・はりまや橋
          ・高知城
          ・高知駅前三志士像+おもてなし勤皇党
          ・特殊車両をつくる工場


          というラインナップでした。



          ・桂浜と坂本龍馬像

           5.5mの坂本龍馬像は東京で造られた。

           闘犬、お土産やさんも紹介。
            土産屋の龍馬率の高さに雲じい雲み驚く。

          土産屋「龍馬の店」
          ・・・湯呑みにトランクスに人形に・・・シャンプー入れ。
          シャンプーは絶賛生産中止。レアもの。

           闘犬場って、「とさいぬパーク」って言うんですね。
           ちび土佐犬とふれあうコーナーもあるとか。


          ・高知市トピックス。
          ・パーマ代の支出が全国1位(2014年6月1日現在)。
          ・高知市は遠浅の浜が少ないため、海水浴場があまりない。
          ・生姜日本一。新ショウガは砂地でよく育つ。
           新ショウガのサラダ。
          ・高知港一帯は、かつてはすべて海。 土佐日記などからわかる。
          ・龍馬生誕祭の巨大バースデーケーキ


          ・牧野植物園 ←「上から見るとフカヒレ」
           ・牧野んのことを説明。
           ・『牧野植物図鑑』は植物学を志す人にとっては必携の書であるということ。
           ・イケメンなことも紹介。
            ムシマルは東幹久に似ている似ている思っているのだがいかがか。
           ・標本庫も紹介。収集した植物の特定。
            ←イラストを参考にする。
            写真よりもイラストの方が特徴をつかめる、伝えたい部分が明確である。


          ・高知市中央卸売市場(弘化台)
           ・京都に次いで日本で2番目に歴史が古い。
           ・わら焼きカツオタタキ紹介。じゅるる。

          市内中心部は記事の続きへ。





          続きを読む >>
          author:ムシマル, category:本などの感想, 08:06
          comments(4), trackbacks(0), pookmark
          0
            必殺!玉環歩鴛鴦脚の巻


             


             『図解雑学 水滸伝』
            松村昴 小松謙・著 ナツメ社

            の本を借りる。


            『水滸伝』っていう名前は聞いたことがあるけれど、
            どんな内容なのかは全然知らなかったため、
            あらすじだけでも知りたいなあという思いでした。


            それが、こんな出会いを招くとは。

            まずは水滸伝の雑な説明。
            達人が集まるところを「梁山泊」と称するのはこれが起源。

            大まかにいうと
            「宋江」「武松」「魯智深」らの
            腕に覚えのある登場人物が梁山泊に入ったり出たりしながら活劇をしていく
            11世紀ごろ中国(宋)舞台のフィクション
            でした。


            恋愛あり、霊が出たり精霊みたいなのが出たりと非常に自由度の高い物語。
            当時中国ではそういうの(フィクションや自由恋愛推奨もの)は
            風紀上よろしくないってことで
            作者は名前を出せないとか、地獄に落ちると噂されたとか
            なんやかやあるようです(説明が雑なのはいつものこと)。


            で、
            図解雑学見て一番おもしろかったのが

            標題にもあります「玉環歩鴛鴦脚」
            これの図入り説明が載っている。

            これは武松(天傷星行者 武松・天コウ星の14位)の必殺技です。
            武松はステゴロで虎を退治するくらいの剛腕ファイターで、
            全108回の話のうち、23回から32回くらいまではこの人がメインの話と、
            かなり扱いが良い方。


            では、君たちにその必殺技を説明しよう。
            それがこれだ。

            〃を相手の顔めがけてひけらかす。

            向きを変えて逃げ出す。

            左足を後ろに蹴り上げる。

            た兇蠍いて右足で蹴り上げる
            (同著・P29より)


            ・・・どうでしょうか。
            必殺技というにはあまりにもあまりにもですが、

            だがしかし!
            ストリートでは非常に有効な気がします。
            路上のカリスマ(『ホーリーランド』)が使ってもおかしくないくらい。

            ムシマルなりの解説。たぶん間違っております。

            〃ひらひら
            メインの目的は挑発です。
            他には、手に視線と意識を集中させることで
            この後のキックへの注意を逸らす役割があります。

            逃げる
            逃げる→弱いと判断させる
            弱い相手には警戒を怠るという、これまた一つの心理誘導になっています。

            キック1
            い膿兇蠍くとあるので、こちらは振り向かないまま。
            距離を後ろ目で測りつつ
            こちらにとっては狙いすまし、相手にとってはまったくの不意で攻撃。

            心理的にも物理的にも強烈なカウンター。
            自分は優勢で攻めていると油断し向かっている相手に一撃。
            そして・・・。

            ぅック2

            向うが混乱をきたしている中、
            こちらは向き直り体勢を整えての(利き足)キック。

            だうん・つ・へぶん一直線!


            完璧だ。
            まさか1000年も前に斯様な相手の心理にまで
            踏み込んだカウンター技が完成していたなんて。

            クリス・クロスもまっさおです。

            『剣で斬り合い
            銃で撃ちあい
            魔術で呪いあい
            ミサイルで狙うようになっても
            何故か

            ひとつも進化できなくて居座る渇望がある
            (中略)
            そうだよ
            血を見たいんじゃない
            有史以前から男たちには不治の病がかかってるのさ

            「ステゴロ最強」という病気にな』

            『バキ』かと思いきや『血界戦線(4巻)』内藤泰弘 集英社の引用






            なお、上記の技を紹介したのは
            暴力を推奨する意味合いではありません。

            単純に文学解説書に必殺技解説されている面白さからです。

            これにより「子供が遊んでいてケガをした」「犯罪のトリックにこの技が使われた」といった苦情と同様に一切の責任は負いません。

            たとえこれで「いつも僕をいじめていたジャイアン的存在に勝てたよ!」
            みたいなお礼連絡が来ても、
            なんか全然どうしたらいいかわからないと言いますか、
            何のアクションも取れませんのであしからず。

            良い子と良い武芸者は悪用しないでね。

            author:ムシマル, category:本などの感想, 16:56
            comments(0), trackbacks(0), pookmark
            0
              「道草」 夏目漱石
               
              Jブンガクってやつをごぞんじでせうか。

              NHKの教育放送(って今は言わないんですがEテレってなんかダサいので言いたくない派)
              で朝6時10分だか15分だかにやっている番組。

              たぶん再放送。


              どんな番組かっていうと、
              毎回1本文学作品を紹介。
              時には1本の作品を何回にも渡ってお送りすることも。

              日本語や英語で日本文学を読まれて、そのあと感想を喋りあったりする番組なんです。

              知っている作品が紹介されるとテンション上がります。

              おおい!夢野久作『少女地獄』紹介しちゃうの?
              どうなるのどうなっちゃうのみたいな感じ。


              『ドグラマグラ』もやってほしい。あの作品に人生を狂わされた身としてはぜひぜひお願いしたい。

              星新一『おーい』とか、
              誰かわかりませんが『手袋を買いに』とかもしてほしいなあ。


              この番組を見る目的の一つは、
              文学作品の入り口としてわかりやすい。

              ,泙坤泪鵐みたいなもので作品を紹介してくれる。
              けっこうコミカルな絵であらすじっぽいことをしてくれますので、大体どんなんかわかります。

              永井荷風の『濹東綺譚』ってどんなのか全然知りませんでしたが、
              (タイトルから水墨画みたいな淡々とした話かぐらいなイメージ)
              なんか全然違って、変な感じの恋愛劇なのかあ。

              遊女かなんかとのけっこう実体験交じりの微妙な駆け引きを描く読みたいんだか読みたくないんだかわからない話でした。

              と、そんな感じでいろいろなものを教えてくれる。

              最近では正岡子規の「病床六尺」がかっこよさそう。

              一節を朗読してくれる。
              文体とか台詞で作品を選ぶ人にも配慮。
              サビというか、ここがポイントみたいなところを読んで下さる。

              英語でも読んでくれますので受験生はいい勉強になるやらならないやら。

              ちょっと談義してくれる。
              作品ではこんな感じだけどあなたはこんなのに対してどう思う?とか、
              あなたはこんな立場だったらどうする?

              みたいなことをお定まりの人(メインメンバー3人のうち2人登場)が話し合う。

               ・・・読書感想文にも使える感じではないでしょうか。

              で、
              続きを読む >>
              author:ムシマル, category:本などの感想, 19:05
              comments(0), trackbacks(0), pookmark
              0
                オジいサン 京極夏彦

                 110808_223208.jpg

                本の感想。

                オジいサンっていう響きから、なんか怖い話かと思ってしまいましたが、

                そんなことはなかったぜ。



                京極夏彦の真骨頂。
                それは個人的に、怖い話の巧みさではなく、
                理論の奇抜さでもなく、

                日常描写にあるような気がします。


                アラウンドセブンティーの主人公が
                買い物したり料理をしたり昔のことを思い出したりと
                非常に普通のこと、

                下手したら自分(ムシマル)よりも波のない平坦な一週間で一本、
                何百ページも書いているという恐ろしい執筆能力。


                もうほんと何も変わらない。
                もちろんいろいろは起きているんですが、

                一冊で数人から数十人は死んでいる京極シリーズや
                不条理なことばかりおこる『厭な話』・『死ねばいいのに』
                と較べると

                ウインナー買っちゃっただの
                地デジをめぐる推論だの
                目玉焼きの予定がスクランブルエッグになっちゃっただの

                非常に小さなことばかり。


                ほんとに恐ろしい子。

                ジャンプの「バクマン」で
                主人公の一人原作担当が
                「普通の日常を面白くできたら最強」
                言っていましたが、
                ほんとにそんな感じだなあ。


                携帯電話を略して携帯っていうのは変だろうっていうくだりがよかったです。
                「携帯イコール携帯電話と言い張ることは、携帯できる凡てのものに対する冒涜だ。」

                あと気に入ったフレーズは
                「こいつ、肉屋の親爺だ」

                でした。


                おもしろかった。

                author:ムシマル, category:本などの感想, 20:36
                comments(0), trackbacks(0), pookmark
                0
                  オススメ本 『デンデラ』 佐藤友哉 映画化記念

                  JUGEMテーマ:オススメの本

                  なんだか映画化するっていうことを聞いて不安になったので感想書きます。

                  作者はあの佐藤友哉。
                  森博嗣西尾維新辻村深月と同じくメフィスト賞受賞者。

                  『クリスマス・テロル』で僕に深い傷跡、は言いすぎですがなんか変な気持ちを残してくれた方。
                  僕の中での、ベストオブ読後感の悪い作家(褒め言葉)です。


                  「テロル」の作者独白と「水没ピアノ」のどうにもならないエンドは逆にすがすがしい風が吹いたかのようです。



                  さて、デンデラ』です。
                  少しネタばれを含みます。


                  昔話「姥捨て山」みたいな風習がある村。
                  ヒロイン(おばあさん)はそこで姥捨て的なことをされます。

                  そこに現れた、かつて姥捨てされて亡くなったと思われていた女性たち(おばあさん)。



                  人物はこれだけ。おばあちゃんフィフティ。
                  この人たちが限界集落「デンデラ」でがんばったり諦めたりします。

                  肝心なキャラを忘れていました。くまー。べあーでも良いですね。
                  親子で2匹。


                  出てくるのはこの50人と2匹のみ。
                  構図としては 50人VS熊!
                  大丈夫なのか?と心配する気持ちがわかっていただけたかと思います。


                  展開は、バトルロワイヤルも真っ青
                  いのちがいのちがカウントダウンしていきます。
                  グロあり、あとポロリもあり(大事な臓器が)。
                  ここも心配ですねえ。実写に耐えるのか?

                  残酷さは熊にも平等。
                  生きるって大変だなあみたいな感想が降って湧きました。


                  クライマックスのドライブ感やその手前の絶望感は変わらず上手だなあと思いました。
                  流れ星銀河やウィードとかいないと倒せないなあ。

                  大雑把にはこんな流れ。

                  もうすこし続きで語らせていただければ。

                  続きを読む >>
                  author:ムシマル, category:本などの感想, 08:07
                  comments(0), trackbacks(0), pookmark
                  0
                    泣き虫弱虫諸葛孔明 酒見賢一

                    JUGEMテーマ:オススメの本

                    本、マンガ、ゲームなど何でもいいですので、
                    三国志を知っている人にオススメします。

                    キャラ造形がぶっ飛びすぎです。


                    一般的な諸葛孔明
                    冷静沈着でクール、深慮遠謀

                    この諸葛孔明
                    奇人、宇宙スケール、他人ときちんと会話ができない(言ってる意味がわからない)


                    一般的な劉備玄徳
                    民第一。仁義を大切にする。

                    この劉備玄徳
                    軽い、お調子者、能天気

                    のような感じで、新しい三国志に挑戦。
                    他にも黄夫人(孔明妻)がロボ作ったり、張飛が常に血に飢えてたり。

                    また、原典の三國志や三国志演義に数々のツッコミを入れています。
                    劉備勢への文章のひいきっぷりやつじつまの合わない部分などに愛のある
                    笑いすぎてお腹が痛かったです。

                    author:ムシマル, category:本などの感想, 09:12
                    comments(0), trackbacks(0), pookmark
                    0
                      有川浩 「県庁おもてなし課」サイト

                       高知新聞に連載している有川浩「県庁おもてなし課の携帯サイトのファンの声のコーナーに、僕(ムシマル)の送った文章が載りました!

                      残念ながら携帯サイトとリンクする方法がわかりませんが、高知新聞の連載している紙面のあたりにバーコードが出ていますので、それをバーコードリーダカメラで撮っていただければたどり着けると思います!

                      author:ムシマル, category:本などの感想, 23:45
                      comments(0), trackbacks(0), pookmark
                      0